トノモトショウ

マルホランド・ドライブのトノモトショウのレビュー・感想・評価

マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)
4.0
前半で構築したストーリーを後半で惜しげもなく壊すというのはリンチだからこそ可能な気がする。もちろん「壊す」といっても必然であり、そのために前半で細かな描写があるわけだが。観終わった後の1時間で内容を反芻しないと理解できないだろうし、その反芻を強要するのがリンチの映画である。ナオミ・ワッツがとんでもない演技をしている。