単にこれを「センスが良い」と言い放ってしまうのは簡単だが、曖昧で主観的という印象を与えかねないので、ここで一度「センス」という言葉を独自に定義し直したいと思う。
センスとは、観客を突き放しながら牽…
悪夢に溺れるような2時間半。
難解すぎて途中は何が起きているのか分からないまま完走。
前半と後半のギャップ、演出、そして全体を包む不穏で美しい雰囲気は好み。
現実と夢の境界が曖昧になっていく。観て…
奇妙な風貌の中年男性や他の登場人物が多い、その上場面の切り替えも多く、混乱しながらも「リタは誰に殺されかけたのか?」という謎を軸に観ていたが、そういうことねと腑に落ちた。すごく面白かったわけではない…
>>続きを読むほぼ初デビッド・リンチ作品
何も事前に知識がなくて見たのでよくわからなかった 解説を読んで少し理解した
夢分析を映像化して間違い探しを一緒にやってる感じ
店の裏にいる奴が1番怖い トラウマに…
ここに観るデヴィッド・リンチの描く魔的世界は、いわゆる第4の壁(fourth wall)と信頼できない語り手(Unreliable narrator)の2つを、魔術的に混交(こんこう)するような形で…
>>続きを読むリンチ流ゆめうつつ映画、見事だった。
悪夢ビジュアルの面白さは無いが、幸せな妄想を先に見せ哀しき現実を後に見せる時系列シャッフルが絶望の極みで最高。
突拍子も無い展開の連続かと思いきや緻密に練られ…