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巴里ホテルの人々の映画情報・感想・評価・動画配信
巴里ホテルの人々を配信している動画配信サービス
『巴里ホテルの人々』の
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動画配信は2025年7月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次
巴里ホテルの人々が配信されているサービス一覧
巴里ホテルの人々が配信されていないサービス一覧
巴里ホテルの人々の評価・感想・レビュー
巴里ホテルの人々が配信されているサービス一覧
『巴里ホテルの人々』が配信されているサービスは見つかりませんでした。
巴里ホテルの人々が配信されていないサービス一覧
『巴里ホテルの人々』に投稿された感想・評価
マルジナリアの感想・評価
2025/01/30 15:42
4.3
— 「パリはあなたを必要としていないのに、あなたはまた戻ってきてしまった。」
〜1986年の作品。VHSレンタルで何度目かの再見。いい映画なのに、あまり知られておらず、観る機会もないのが残念。監督はヤナ・ボコーワ。プラハの春(1968年)とそれに続く動乱のあと、自由を求めてパリに移り住んだ、チェコ出身の女性監督。
『巴里ホテルの人々』は、パリ路地裏の、こぢんまりとした二つ星ホテルに集う人びとの、束の間の緩く淡い交流をえがいた、ちいさな群像劇である。それは「エトランジェ(異邦人)」の目でみられた、憧れと哀愁、ノルタルジーに満ちたパリの姿。・・・もちろんそれはすでに幻想でしかないことを誰もがよく分かっている・・・。そう、よく分かっている・・・
主演のベテラン俳優フェルナンド・レイがさすがの貫禄と存在感で、ぜんたいをビシッと引き締めている。ほかにロメール作品でおなじみのファブリス・ルシーニ。写真家の若いヒロイン、フレデリックを演じる女優は、本作以外に出演はないようだが、凜々しい”タカラヅカ系(?)”の端正な美人で、忘れがたい印象を残す。
フェルナンド・レイ演じるジョセフは、かつては名声も博した初老の俳優。ロシア革命の動乱からリトアニアに逃れ、さらにチェコへと亡命した両親の下に生まれ、WWⅡ前にパリに移り住むもナチの迫害を受け、彼以外の家族全員がホロコーストに送り込まれたという複雑な来歴をもつ。人生の最終盤にさしかかっていることを自覚する彼は、思い入れの強い愛するパリで、最後の花を咲かせようとしている。
ジョセフが配役の件でプロデューサーと会い、そのプロデューサーが計画中だという『ホロコーストⅡ』の話になったとき、ユダヤ人であるジョセフは、その前作『ホロコーストⅠ』に対する不満をストレートにぶちまける。それを隣りでみていたフレデリックはあとで、「あなたを昔から知っていたような気がする。仕事がなくても映画人を叱るなんて立派だわ」とジョセフに伝えるが、このあたりに東欧出身の女性監督の気骨が感じられた。
フレデリックはそもそも恋人から逃れるようにして、このホテルにやって来たのだった。かの女は幾分かはヤナの分身的存在なのかもしれない。美形で、どこか超然としたオーラを放つかの女は、いろんな男達に言い寄られるのだが、それをそのつど冷たくあしらいながらも、ある日カフェでたまたま向かいのテーブルに坐った一人の見知らぬ男には自ら話しかけて酒をおごり、気まぐれのように一夜をともにしたりもする。このあたり、狐に化かされたようでいて、その直感的な行動の、さらっとした描き方が女性らしく鮮やか。女性をステロタイプな理想像としてえがくことはしない。
色彩は、くすんだ落ち着いたトーンの中で、随所に赤を効かせている。赤いカーテン、マフラーの赤、帽子の赤、ヒロインの着る赤いコートなどなど。
奏でられるバンドネオンの調べが、パリの街と作品の雰囲気にぴったりと合っている。
あと、フレデリックがファブリス・ルシーニの部屋に行ったとき、壁のポスターをみて、「あ、アタラント号ね、この映画好きよ」というシーンがある。
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