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こわれゆく女のGONのレビュー・感想・評価

こわれゆく女(1974年製作の映画)
3.2
こわれゆく女というより、こわれている女。

初カサヴェテス。
カメラの撮り方がドキュメンタリーっぽくて気味悪い。微妙にピンボケしてたり、異様にクローズアップしてきたり(しかも明らかに意図的に)、そんな気味の悪いカメラワークに加えてイカレポンチな役をジーナ・ローランズがヤベー演技でテイストしてくる。
ラストで伝えたいのは結局愛し合ってるってことなのかな?一度別れ、子供と触れ合うことで自分自身の罪を意識し愛への執着心を知るという、子供たちのおかげで守られる家庭。現実世界でも子供がいなきゃ崩壊してる家庭なんていっぱいありそうだしな〜
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