梅ちゃん

幻の湖の梅ちゃんのレビュー・感想・評価

幻の湖(1982年製作の映画)
1.5
長い、長い、長すぎる 3時間弱もなにを見せられたんだ
走って走って走りまくる スパイが日本の風俗業界について報告 刺した瞬間にスペースシャトルが打ちあがる 宇宙から琵琶湖の上に笛を置く

主人公は滋賀県雄琴のソープ嬢で愛犬とのジョギングを生き甲斐としている女
オーディションで新人女優が大抜擢されており、この作品の撮影完了までに4500キロもの距離を走ったそう
めちゃくちゃ長いのに内容薄すぎ 戦国時代パート観るのしんどすぎ 伏線回収しなさすぎ

簡単な内容は
いつも一緒にジョギングをしている愛犬のシロがある日殺されてしまいその殺した人物を探して復讐をする
ほんとにこれだけです

で、結局どうなったかというと
東京から滋賀にきていたある作曲家の方がいてその人がシロを殺していた
だから、東京まで行って復讐をしようとするとなんとその作曲家もジョギングが趣味であった
作曲家のジョギングを後ろから追いかけて対決するも敗れてしまいなぜか諦めて滋賀に帰ることにした
また雄琴のソープ嬢として働いているとお客さんとしてその作曲家が現れる
お店にあった包丁を手に取り仕事をすっぽかして作曲家を追いかけて再びジョギング対決
今度は見事勝利してヘトヘトで動けなくなった作曲家を刺すのかと思いきや抜かして『勝った~』と一言
その後一息ついて持っていた包丁で作曲家を刺して復讐を成し遂げる
といった感じ

これだけ聞くとなんかおもしろそうですが、いちいち長い
NASAのどーのこーのだったり、実は戦国時代の末裔がどーのこーのだったり観てて寝そうになる展開がいたるところに散りばめられているのでただでさえ3時間弱あるのに体感では5時間くらい観てるんじゃないかという気持ちになる

あんまり着目されていないですが、ストーリーの軸となる部分で一番納得できていないことがあって過激派の方に噛みつかれてしまうかもしれないので言うのがすこし怖いですが

復讐の動機弱ない???

たしかにペットは家族だし、毎日一緒にジョギングをしていて生き甲斐としていたのもよくわかる
だからといってわざわざ滋賀から東京まで行って人間をぶっ殺してやるとまで思うかな
いや、思うまではいくかもしらんけど殺すかな・・・

本編が長すぎるあまりそこまで気になってしまった

東宝創立50周年記念という背景があるからこそまだ終わった後笑えてはいたがとんでもない作品を観てしまいました
梅ちゃん

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