あ

リバティ・バランスを射った男のあのレビュー・感想・評価

4.3
無法の西部に秩序をもたらした法律家と影の英雄。ステーキを拾う拾わないみたいな些細なプライドの誇示で決闘が始まる西部劇にツッコミを入れたり、暴力に対抗するために暴力を用いた主人公に明確な批判があったりジョン・フォードの中で西部劇の終わりを描いた作品なのかなと思った。ラストで決闘の真相を明らかにする展開もあったり構成も普通の西部劇から逸脱している感じがある。
西部開拓時代に生きてその時代を終わらせたジョン・ウェイン演じるトム・ドニファン、渋すぎる。
あ