リバティ・バランスを射った男の作品情報・感想・評価・動画配信

『リバティ・バランスを射った男』に投稿された感想・評価

伝説は今や事実の巻

モノクロ
民主主義の源流、そして教育こそ法と秩序の基盤であるという主張もあり西部劇と言うにはだいぶ毛色の違うお話でしたが面白かったです
アメリカの歴史の一部を感じさせるような、…

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ガンアクションや逃走劇といった派手なスペクタクルの代わりに民主主義の形成と、そこにおける教育と言論の自由を高らかに謳い上げる異色の西部劇

ここまで秀逸なタイトルもなかなか他にないと思う
maro
3.8
面白い。
ジョン・ウェインとジェームズ・スチュワートそれぞれの役がらと合っている。流石のジョン・フォード監督作品。「駅馬車」よりはこっちの方が好きかな。
オチは予想できるけどそこは問題ではない。

西部劇において法の貫徹を求めた男が銃を手に取ったとしても果たして悪党への私刑まで無批判に描かれるのか疑問だったのだが、まさに信用できない語り手として監督の手のひらで踊らされていたことが終盤に明らかに…

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このレビューはネタバレを含みます
暴力に暴力で対抗してきたことの自己欺瞞を乗り越えて法と自由の国を築き上げてきたアメリカの歴史を感じる一品だった。ならず者を撃った真のならず者は一緒に消え去らなければいけなかったんだねぇ。
kn0207
4.2
このレビューはネタバレを含みます

画面の奥から手前に向かって、緩やかなカーブを曲がり列車がやって来る。"シンボーン"という名の駅に着くと、ハットを被りパイプを持った小太りのお爺さんがそわそわしながらそこで待っている。列車から一組のど…

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橋本
2.0
可もなく不可もなく。若かりし頃のリー・ヴァン・クリーフを見られたのは良かった。

無法者もタチ悪いけど、失恋男のどうしようもない感もナカナカ……。

ともあれ、ジョン・ウェインがばりばりの存在感を主張するのかと思いきや、何となく一歩引いてるトコロがヒロインとの位置関係や時代的なポ…

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mouk
3.3

ジョンフォードの真骨頂は男の引き際の美学ですかね、演じるのがジョンウェインでもヘンリーフォンダでも構図は変わらず。これがハワードホークスやウィリアムワイラーが撮るとまた違うことになる。現代から見ると…

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このレビューはネタバレを含みます

 人間ドラマ。傑作。『捜索者』が雄大なモニュメント・バレーを背景に描かれたのに対して、この映画は、ちいさな町を舞台にして、法と暴力、恋愛模様が情緒豊かに描かれる。
 『死ぬまでに観たい映画1001本…

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