映画鑑賞記録用

英国王のスピーチの映画鑑賞記録用のレビュー・感想・評価

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)
3.8
人間くさい英国王のお話。

吃音の王様がプレッシャーに押し潰されそうになりながら必死にもがいて、自分の弱さに立ち向かって、癇癪おこして友達とケンカしたり、たまに下品な文句言ってみたりしながら自分の役割を果たそうとする。
英国の王様っていう雲の上の存在のはずなんだけど、めちゃくちゃ人間的で素直に応援したくなる。

ローグとも対等に話して信頼関係を築いてて、とても身近に感じるから一人の「人間」の物語として没入できた。

とは言ってもしっかり王様としての勤めを果たしているし、ちゃんと王様っぽいところもある。むしろ王様だからこその物語でもある。
良い王様ってのはこのくらい近くに感じられるものなのかもしれない。

英国王室って英国でどういう扱いなんだろう笑
日本で 皇室を同じようには扱えないよなってくらいフランクに扱ってた。
お陰でとっても人間的な友情と成長の物語となっております笑

僕もローグについていてもらいたい