異常も正常もなくて
世界が全て異常で
病名なんてどの判断でなんの権限でどうして本当にそうだと思うのって思うけど、
医師って呼ばれる人が診断すると
世間もみんな、自分もみんなそう見る
入院のラインは?薬のラインは?
スザンナの親、娘の事より周りの目をきにするあたり、遺伝をきにするあたり、それに耐えられなくなるあたり
それだって異常じゃん病気じゃん
リサがよかった
良かった
強いように見えて1番弱い
人に真実を伝えて正しい事を突きつけて自分を保っているように見えた
本当の話だと思うと、やっぱり、
"心が壊れてしまったり
つらい秘密を持っていても
異常ではない
揺れが大きいだけ"
みんながみんな持ってる秘密
それは100%誰かが分かることはなくて
そこに理解は求められなくて
でも、だからこそ、
自分の存在できる場所がないと
自分で自分が分からなくなる
私は何を考えているのか
自分自身が、自分の声を分からなくなる
みんな弱くて
みんな助けて欲しくて
でもどうしたって100%は助けてられなくて、助けてもらえなくて、
だけどみんな同じようにそうだとすれば
そして何より自分がそうだと気づけば
背中を押されることも押すこともなく
みんな退院できる
リサは自分がそうだと
気づけなかったけど、とっくに死んでるって言われて気づけたんだろうな
難しいけど。
すごく好きな映画
みんなで遊ぶシーンは可愛いし
リサは美しいし
若い時のアンジー、最強説
2021.5.19
3回目の鑑賞
ちょうど2年前の2019年5月16日に観た
その時より刺さった
自分が弱くなってる時に観ると薬のように
自分の中に溶けて混ざって、
欲しかった言葉で
私にとってはそういう、大事な、
大切な映画