(記録用)2021-89
評価が高く以前から気になって作品で、漸くレンタルで観賞。
頑固な元軍人であるウォルトと隣に住むモン族の家族との交流を軸として、アメリカにおける移民問題や帰還兵問題、有色人種に対する差別意識、経済摩擦、性犯罪など様々な問題を扱っており、一言では語れない重たい作品でした。
ただ、決してそれだけではなく、ウォルトが隣人の少年タオと心を通わせていくシーンはユーモアや温かみがあり心和みます。
ウォルトが全てに決着をつける衝撃的なクライマックス、タオが運転するグラン・トリノが海岸線を走り去るラストは色々な感情がこみ上げてくる印象的なシーンでした😄