派手な展開や見せ場はないが、じんわりと良さを感じる渋い作品。
ジジイの頑固さ、愛情、寂しさ、様々な感情の魅せ方が上手かった。演技も見事。
タオ、スーと出会えたジジイは幸せで、後悔はしていないんだろう…
ハッピーエンドではないけどこれ以上はないであろう最期。
ウォルトが自分を犠牲にしてまでタオを犯罪者にしなかったこと、ヤツらを殺さなかったことは自分の過去への贖罪にも見えた。
自分の命よりも守りたいも…
今更ながら
クリント・イーストウッドは
次回作が楽しみな監督さんの一人です。
「無人島に持っていく映画100本」
「グラン・トリノ」
https://stand.fm/episodes/68c78…
「異質」な人たちが自分たちの土地に住み着くことへの抵抗感について、今日の日本で大きく取り沙汰されているが、アメリカではとっくの昔から問題として存在していた訳で。
プライドが高くて頑固な戦闘民族の日本…
「俺の手はそういう血で汚れてる。だから今夜は一人で行く」
朝鮮戦争に従軍した気難しい老人が、隣に引っ越してきたアジア系移民との交流を通じて生と死の意味を探るお話。
渋すぎて最高!最後、銃を持たず…
戦争の記憶に縛られてきた男が、心を通わせた若者との出会いを通じて変わっていく姿に胸を打たれた。
血の繋がりがなくても、人は寄り添い合い、家族になれると感じた。
彼が示した行動には、荒々しさではなく…
人種、民族、階級…これらを乗り越えるキーは何か。リベラル?多様性?そんなの偽善だ!ってイーストウッドが思ってるのかどうかは分からないけど、それ以前の人間性、正義、公正、そういうものがあるだろうという…
>>続きを読むMotion Picture: (C) 2008 MATTEN PRODUCTIONS GmbH & Co. KG. (C) 2008 Warner Bros Entertainment Inc. Stills & Artwork: (C) 2008 Warner Bros Entertainment Inc.