かめ

グラン・トリノのかめのレビュー・感想・評価

グラン・トリノ(2008年製作の映画)
4.5
クリント・イーストウッドの出汁が出まくってる映画だと思った。
強いおじいちゃんっていう共通点で、途中からドント・ブリーズのおじいちゃんと重なってしまった。全く内容は違うのだが笑
孤独の中で、過去の体験の中に辛いことや悲しいことを抱えたままの主人公が、周囲に辛く当たって関わりを持とうとせず、さらに孤立していく姿が印象的だった。本当はそんなこと思ってもないよね、って思ってても自分は今映画という客観視できるものを見ているからこそそう感じるのであって、いざ自分の周りにそんな人がいたら自分の思っているように関われるかって考えたら…うーん…っていう。深い深いことを考えてしまった。
その人なりの愛の形を、自分も素直に受け止めていきたいと思った。
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