南菜乃花

ガルシアの首の南菜乃花のレビュー・感想・評価

ガルシアの首(1974年製作の映画)
3.9
自分への復讐というか、筋の通った自殺。
彼女ぶっ殺されたからピキッてるんじゃない。全てを奪われた後で、自分が最初から何も持っていなかったことに気づく。だけど暴力だけがなぜか残ってる。その怒りさえ虚しい。主人公がピアノ弾きなのが余計に切ない。
最終的には無敵の人だよねこれ。無敵の人って社会的弱者の言い換えだ。
南菜乃花

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