ガルシアの首の作品情報・感想・評価

「ガルシアの首」に投稿された感想・評価

低予算!渇いた映像!そしてバイオレンス!

これぞ泥と血の臭いが立ちこめるロクでなし映画の決定版!
主人公演じるウォーレン・オーツのダサかっこいいオッサン像も最高!
書庫番

書庫番の感想・評価

4.1
2019年5月19日 レンタルDVDにて鑑賞。

サム・ペキンパー監督自身が気に入っていた作品と言われる、メキシコを舞台にしたバイオレンス・アクション。
ある男の賞金首に人生の再起を賭けた男が辿る苛烈な道行を描く。

愛する女に対する複雑な想い。
愛する女の昔の男(の首)に対する嫉妬心。
それら主人公の心情を丁寧に描写したからこそ、終盤のガンファイトが活きてくる。

幸せを掴むための金に変わるはずの憎き恋敵の首は、何時しか怒りと哀切が入り混じった叫びを受け止めてくれる相棒となった。
バスケットケースに入った相棒と共に敵地へ乗り込む主人公の姿が格好悪くて格好良い。
私は今まで見たペキンパー作品の中で一番好き。袋に入った頭、中でどんどん腐っていってるよなと思ってそれをずっと気にしながら見ていた
moka

mokaの感想・評価

4.2
高校生の時みてガツンとハマってしまった、渋さに惚れてしまった記憶
むさ苦しいイメージの先入観で敬遠していましたが、TSUTAYA発掘良品にあったのでチョイスしてみました。ペニー役のウォーレン・オーツの格好良さに圧巻です。監督のバイオレンスシーンも演出が素晴らしく、かなり見応えを感じました。
1347

1347の感想・評価

3.0
富豪が、自分の娘を妊娠させた男の首に100万ドルの懸賞金をかける話。

途中まではあまり入り込めないなと思っていたけど、クライマックスは良かった。

結果誰も幸せにならなかったとしても、自分の正義の為に戦い抜くというハードボイルドさ。

しがない酒場ピアニスト・ベニーは、多額の懸賞金がかかった「ガルシアの首」を求め、メキシコをさすらう。

その旅で男が手に入れたもの、引き換えに払った大きすぎる代償。

粗野だけど女を純粋に愛していて、腕っ節は強いけど心は傷ついていて、死体とお喋りをしてしまうようなベニーが、男の格好良さと悲哀とを同時に漂わせる。

そんなカウボーイのつけた最後の「けじめ」に惚れてしまった。
No.589[バスケットに生首入れる発想は好き] 70点

初ペキンパーと思いきや、彼が一番嫌いだった『ゲッタウェイ』を観ていたことを忘れていた。本作品は同作と打って変わって、彼が編集権を守った数少ない作品として、ペキンパーっぽさが全面に押し出された作品であるとされているとのこと。

この手の"愛する者が奪われたんで復讐します"系映画は、確かに愛する者が奪われるまでが短いと感じることが多かった。しかし実際、本作品のように奪われるまでの過程を長く描いて、しかもそこに前半と後半の対比構造を持ってきても、冗長に感じることに気付いてしまった。

そして、件のペキンパー的撃ち合いであるが、ジョン・ウーみたいな物量で攻める感じであれば、誰を撃ったとか明確になっていいかなと思うんだが、本作品の撃ち合いは基本一対一か一対無抵抗だったのでスローモーションにする必要性を感じなかった。そもそもスローモーションは自分に酔ってる感じがしてそんなに好きじゃないという話はあるんだけど。

でも、バスケットケースに冷気漂う生首入れてるのは結構好き。最後も生首とその家族という構図は鬼畜すぎて惚れる。全体の印象としてはまずまずといったところか。
McQ

McQの感想・評価

3.7
後部シートにたかるハエ、、腐った袋の中身はいつのまにか〝相棒〟と化していた。

「ガルシアという友人にどうしても会いたいんだが知らないか?別に死んでても構わないんだがね!ぐわはは、、笑」

その言葉から金の匂いを嗅ぎつけたベニーはガルシアの居場所を知る鍵が身近にある事を知るのだった!

中年カップルのロードムービーはそこから開幕。道中遭遇する不意打ち、、「わらの犬」と同様、レ◯◯とは言い難い〝まんざらでもない〟絡みが逆にショッキング。(逃げる選択肢もありそうだが、、)

目に焼きつくようなラスト。
自ら選んだ絶望の果てにペキンパー流、痺れるような〝男の生き様〟が見えた!
qtaro

qtaroの感想・評価

3.5
20190309鑑賞
なかなか楽しめた。
ピアノ弾きが、賞金がかかったマフィアのボスの娘を妊娠させた男の首を求めて暴れ回る話。派手なアクションや、砂埃満載なところ、勝負どころでのスローモーションなど、雰囲気は最高。ベニーのシブさ(というか男臭さ)も好みだった。ラストもカッコ良かったなぁ。ただ、ところどころで場面転換が雑だったのが少し気になった。
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