TAKA

マジンガーZ対暗黒大将軍のTAKAのレビュー・感想・評価

マジンガーZ対暗黒大将軍(1974年製作の映画)
4.2
2018-009-003-006
2018.1.3 AmazonPrimeVideo

マジンガーZ INFINITY予習その④

申し訳ありません。
ネタバレしてます。
m(__)m


遂に来ました♪
大本命♪(* ̄∇ ̄)ノ♪

ルパン三世で言えばカリオストロの城って感じかな?(笑)

オープニングは
「空飛ぶマジンガーZ」♪(* ̄∇ ̄)ノ♪
主題歌級の人気だったんだな(^_^)

そしてオープニングの背景は、子供達が画用紙に書いた絵。
クレヨンや色鉛筆で描かれたマジンガーZ。
子供達に愛されてたんだな(^_^)

そして本作は、
そんな風に愛されていたマジンガーZの最期の戦い。

本作でもマジンガーZ対デビルマンと同じく、
アニメに留まらずいいものを作ろう!というクリエイターの気概を感じる。

甲児やさやか達のゴーゴー※(死語・笑)を躍り狂うシーンなんか、ATGの青春映画かよっ!?て思った(笑)

※ワシントンDCの黒人音楽のゴーゴーとは違いますので悪しからずm(__)m
( ・`д・´)キリッ!

新たな敵ミケーネ。そしてその戦闘獣。

マジンガーZの力が通用しない。
超合金Zのボディーが無惨に引き裂かれる。
意識が遠退いていく・・・

甲児は恐らく、
死を覚悟した。

そこへ届くさやかの声。
光子力研究所が戦闘獣に襲われて、
甲児への誕生日プレゼントを取りに帰った弟のシローが重体に。

シロー!!

必死な甲児の戦いの経験値によって、
マジンガーZは辛うじて敵の撃退に成功する。

シローへの大量の輸血。
めまい。

・・・ミケーネの戦闘獣が攻めてきた。

甲児は呟く。
お父さん、お爺さん。
マジンガーZは傷ついています。
だけど出撃しなければならない。
正直言って出撃することが怖い。
でも僕はマジンガーZと共に命を懸けます。
生死の間をさ迷うシローを置いていくわがままを許してください。

さやかは聞いていた。

戦闘獣襲来!
ジェット・パイルダーに飛び乗る甲児。
駆け寄るさやか。
シローのプレゼントを差し出す。
そして・・・

束の間、本当に一瞬だけ見つめ合って・・・

甲児くん・・・

甲児に背を向けて駆けていくさやか。

敵は・・・戦闘獣8体!

死地への 出撃!
マジーン、ゴー!!
。・゜゜(ノД`)

翻弄されるマジンガーZ。
敵に一矢を報いることも出来ない・・・

右手を無くし
ジェットスクランダーは破壊され
胸の熱射版も溶かされ
片目となり
体のあちこちを切り裂かれた
まさにボロボロのマジンガーZ。

・・・強い。手が・・・出ない・・・


これ、44年前の子供向けアニメですよ?
いいものを作ろうという、クリエイターの熱意を感じる(^_^)
( ̄▽ ̄)b!

多分、主人公メカがこんだけズタボロにされるのって、
日本のヒーロー史上初めてなのじゃないかな?
子供の頃、これもまたらくがき帳に、
ボロボロのマジンガーZの絵を沢山描いたのを覚えている。
よっぽど衝撃的だったのだろうな。(^_^)

ファースト・ガンダムの最期の姿よりも、
ずっと衝撃的でした。

物語は、
超合金ニューZを身にまとう新たな勇者、
グレートマジンガーが現れて、
絶体絶命のマジンガーZを救います。

グレートマジンガーからマジンガーブレード(剣)を渡され、Zも敵を倒します。

圧倒的な力を持って敵を排除するグレートマジンガー、
そして戦いの経験値で敵を倒すマジンガーZ。

敵ボス(暗黒大将軍ではない・笑)のトドメはZに任せて、華を持たせる演出。(^_^)

Wマジンガーが敵を粉砕して物語は大団円。
勇者の主役機交代がなされた瞬間。

これも初めての演出じゃないのかな?
先代がやられて退場するってのも?

以上の物語が43分の尺に濃縮されてます。

観たのは何年かぶりだったのですが、
やはり胸アツでした!( ̄▽ ̄)b!

追記。
・グレートマジンガーのパイロット、剣鉄也の声が野田圭一さんじゃなくて、デビルマンの田中さんだな。野田さんは戦闘獣ダンテ(笑)
兜剣造博士の声も違う。
・やっぱボスがいい味出してる(笑)
・勝間田さんだとか、後に宇宙戦艦ヤマトで活躍するスタッフの名前が幾つかみえる。東映動画のエース級スタッフが参加してたってことか。(^_^)

・やっぱこういう思い入れのある作品は、酒を呑みながらレビューを書いてはいかんなぁ。
どんどん長くなっちゃうf(^_^;(笑)
TAKA

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