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機動警察パトレイバー2 the Movieのぉゅのレビュー・感想・評価

4.0
2004年 鑑賞
今回もバリバリの大人向け。
テロ事件をきっかけにした警察と自衛隊の闇の話。押井監督の未来感は現代の情勢を描いてるよう。近い未来の日本もサイバーテロや戦争も... って思わされる。恐るべし、押井監督!
前作もでしたけど、今回も後藤さん、渋カッコイイです。私の上司になってくれないかなぁ...

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’22.6.6 (月) 22-135-16
BS12 日曜アニメ劇場 にて

ゆうきまさみ先生のコミックを原案に、ヘッドギア(ゆうき先生の意向で編成されたグループで、ゆうき先生と出渕裕さん<メカニックデザイン>、高田明美さん<キャラクターデザイン>、伊藤和典さん<脚本>、押井守監督がメンバー)企画・原作とし、前作に引き続きの押井守監督による、「方舟」の一件から3年後の2002年冬を舞台に、仮想状況によって生み出された日本の危機的状況で、後藤(声: 大林隆介さん)は南雲(声: 榊原良子さん)と共に自らの手で事態を収拾する覚悟を固め、特車二課整備班と旧第2小隊メンバーに招集をかけ、「AV-98 イングラム」の再始動を始める。旧第2小隊はそれぞれのキャリアを捨てた最後の出撃を描くSFアニメ作品。

かつての特車二課第2小隊は、隊長の後藤と山崎(声: 郷里大輔さん)を除いて新しい職場に異動し、それぞれの日々を送っていた。そんなある日、横浜ベイブリッジで爆破事件が起こる。当初は自動車爆弾かと思われたが、自衛隊の支援戦闘機・F-16Jらしき飛行機から放たれた一発のミサイルによるものであることがテレビによって報道される。事件に関する様々な情報が錯綜する中、南雲と後藤の前に陸幕調査部別室に属する荒川(声: 竹中直人さん)と名乗る男が現れ、ベイブリッジを爆撃したのは自衛隊機に見せかけた、擬装情報に誘導された米軍機であることを語る。元々この事件は、アジアの軍拡競争にも危機感を示さない日本を憂う国防族や米国勢力のグループが立てた軍事的茶番劇であり、実際に空爆を行う意思はなかった。荒川は、その茶番劇を改変して利用した容疑者としてグループの創立以来のメンバーである「柘植行人(声: 根津甚八さん)」という人物を捜索していた...

・仮想現実と、また鳥?
・後藤さん、また釣りシーン。「よくわけないじゃん」
・車内での携帯電話や、交通規制後に爆弾を探すレイバーに感じる未来感
・突然の爆破。一気に “何もない” 感をぶち破る音だ
・あのテレビ画面を見る3人の顔のシーン好き!画角も好き!ストーリー的にも好き!
・「トップガンシリーズ」に通ずる戦闘機のシーン。好きな人にも観て欲しい!
・「戦争だって? そんなものはとっくに始まっているさ 問題なのはいかにケリをつけるか! それだけだ」
・後藤さんと爆破後のブリッジと荒川の言葉...
・「そんなきなくさい平和でもそれを守るのが俺たちの平和さ 不正義の平和だろうと正義の戦争よりよほどマシさ」
・空、工場、海、廃墟のシーンは最高!しかも後藤と荒川の重要なあのシーンというのも最高!2度観てしまう!
・レイバーの中の動き、メカニックの様子、堪らない!出渕さん、河森正治さん、カトキハジメさん、藤島康介さんら... 凄過ぎるメンツ!
・コンビニのシーン最高!特にバケツに入った●●が!
・この作品、本当に’90年代前半の作品?と疑うくらいの素晴らしさ!車の窓を上げるシーンなんか最高過ぎる!
・女と雪と夜の電車の明かり...
・3つのコンテナから3機の●●●●●ーが...
・壊されるイングラム... 仮装から現実へ...
・「始まってますよとっくに 気づくのが遅過ぎた 柘植がこの国に帰ってくる前 いやその遥か以前から戦争は始まっていたんだ」「だから遅過ぎたと言っているんだっ!」
・橋、通信、交通手段と遮断され...
・独立愚連隊... 後藤さん、カッコ良過ぎ!頭キレ過ぎ... 憧れる!
・カモメと男と女...
・「もう少し見ていたかったのかもしれんな この町の未来を」
・今作は旧特車二課のミドル世代の意地編の作品だ!

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