はさみのり

もう頬づえはつかないのはさみのりのレビュー・感想・評価

もう頬づえはつかない(1979年製作の映画)
3.5
桃井かおりが好きで当時劇場で鑑賞。
原作もベストセラーになってて読んだけど、内容は特に大きな盛り上がりも無く、1人の女子大生(桃井かおり)に2人の男(森本レオ、奥田瑛二)が絡むお話。
男もクズだけど主人公もふらふらと流され易いだらしなさがあり💦
でも当時はアンニュイ、気怠さ、をオシャレとしてたところもあり、桃井かおりにはピッタリな役どころだった。
今で言うとインフルエンサー的な?!
今ではすっかりシニアなレオと奥田瑛二も若くてギラギラしてる。
かおり姐がレオのアパートへ行き、留守なのでメモをドア🚪に挟むが、それを盗み見していたアパートの住人がメモを取って読んでしまう😓 まぁ、携帯の無い時代、電話も通じなかったらそうするしかない昭和あるあるエピソード💦

「もう頰づえはつかない」てタイトル
その少し前に風というグループ(当時大好きだったミュージシャン)が「ほおづえをつく女」という曲を出してて、めちゃ好きだったので「ほおづえ」というキーワードが印象的で、尚且つ時代を象徴しているかなと。
本作のタイトルでもう映画の内容も見える〜てとこか。
自分はというと、まだまだくちばしの黄色いひよっこが大人のお姉さんに憧れて映画観に行ってるんだし今思うとなんか笑ってしまう。背伸びしてたんだな笑
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