やっぱりカルカン

トップガンのやっぱりカルカンのレビュー・感想・評価

トップガン(1986年製作の映画)
3.7
王道、シンプル、カッコいい!
悪い奴(敵役)が出てこないので、ギスギスした争いや陰湿な悪役が出てくる作品が好きじゃない人におすすめ。

ストーリーは単純で、奇をてらった展開は一切ない。分かりやすい映画が好きな人はきっと楽しめるはず。110分という時間もちょうどいい塩梅に感じる。
トップガンの仲間達がたくさんいるので、人の顔と名前を覚えるのが苦手な方は途中で誰が誰だか分からなくなってしまうかもしれない。

劇中汗の演出が効果的に使用されていて、教官に怒られている時にうっすら汗ばんでいたり搭乗中に恐怖で汗だくになっていたり、人物の臨場感や心理描写に一役買っていた。
製作にはアメリカ海軍が全面協力。ミラマー海軍航空基地や空母「レンジャー」内で撮影が行われたそうで、戦闘機の飛行シーンと迫力あるドッグファイトの映像には感服するしかない。

今回この映画は初見だったのだが、流れている音楽が全部有名で、あの曲もこの曲も全部トップガンだったのか!と本当に驚いた。トム・クルーズはかっこいいし、ハッピーエンドで見終わったあと爽やかな気分になる最高にクールな映画でした。