ヒロ吉

新幹線大爆破のヒロ吉のレビュー・感想・評価

新幹線大爆破(1975年製作の映画)
4.1
Netflixにて字幕鑑賞。

東京発博多行きの新幹線ひかり109号に仕掛けられた爆弾
時速80キロ以下の速度で走行すると爆破する仕組みである
仕掛けたのは潰れた町工場の社長沖田
過激派の古賀
集団就職で沖縄から来た青年の浩
乗客1,500人の命が懸った爆弾事件の顛末は…

Netflixでリメイク版やるという事で
ビーパワー外伝、実況スペースを聴きながら♪

”やり遂げることが一番重要なんだ“

面白かった!

可笑しな場面はあるし2時間半は流石に長いと感じたが指令部、警察、乗客、犯人達のドラマの骨組みと緊迫感ある攻防戦がしっかりしてる。

赤字でタイトルドーンが気持ち良い!

初高倉健作品で哀愁と人情味が凄い。
指令長役に宇津井健
運転士役に千葉真一
チョイ役含め至るところに名前を聞いた事のある人達ばかり
田中邦衛、丹波哲郎、北大路欣也

ミュージシャン、ミュージシャンを密着取材中の撮影クルー、妊婦、重大な案件を抱えた者と様々な乗客
仕事を真っ当にやっていく宇津井健が超カッコ良かった!
こんな仕事してたら胃に穴が空くわ

前を走る列車の故障
上り線との交錯
妊婦の陣痛
爆弾位置の撮影
図面焼失
ホシ(共犯者)は死亡とどん詰まりになっていく展開が良い。
皆んな緊張の汗が凄い
安全を保障してくれるものが逆手に取られると逆に首を絞めるかたちに…

金の入ったケースを崖から引き上げる時に登場する学生柔道部員には爆笑
そのタイミング!?🤣笑

(共犯者の)犯人が死んだと騒ぎパニック状態になる乗客達
き◯がいワード
何回も失敗する警察
”うーん それはお任せします“と腐れ政府
何とか打開策を講じていく指令部
そしてこの期に及んで面子を保とうとするカス警察

犯人達も動機づけは弱いと感じた
けれども信念は太い!
ミニチュア撮影が良い味出してたし、爆発もちゃんとしているのが良かった。

『スピード』的な展開に『ヒート』の様な決着がめちゃくちゃ良かった!
ヒロ吉

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