トノモトショウ

新幹線大爆破のトノモトショウのレビュー・感想・評価

新幹線大爆破(1975年製作の映画)
4.0
パニック映画ならではの緊迫感があり、徐々に捜査の手を伸ばす警察の手腕、現場の混乱との板挟みに対処していく国鉄の気概、裏をかいていく犯人グループの知略、三者それぞれを応援したくなる不思議な構図がある。憎むべき犯人達が魅力的に描かれており、そのドラマ部分を丁寧に積み重ねたのは日本的な方法論だと思う。