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新幹線大爆破のcinemoiselleのレビュー・感想・評価

新幹線大爆破(1975年製作の映画)
4.8
新幹線に時速80kmを下回ると爆発する爆弾が仕掛けられた脅迫事件を描くパニック映画。自分の都合しか考えない乗客、安全のために奮闘する鉄道指令部、犯人逮捕しか頭にない警察、他人事のように関心の薄い役人。関係者それぞれが抱く思惑の違いが迫力ある人間ドラマを作り出していて、見応えがあります。スピード感があってテンポも良く、ハリウッドよりずっと前に完成していた日本版『スピード』といった趣のある、見事な作品でした。
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