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ブラッド・ダイヤモンドのBELのレビュー・感想・評価

ブラッド・ダイヤモンド(2006年製作の映画)
4.0
こういう事実に対して何回も考えたことあるけど、解決は途方もない事だなと人っていうものに対する諦めにも近いものを毎回感じる。(もちろん先進国で生きる自分に対しても言えることなんだけど)

国家間でも企業間でも、もちろん個人の間でも優劣があって、力を持っている人間とそうでない人はどうしても生まれてしまう。
世の中の人すべてが財産を人のために捨てれるくらいの心でいないとこういう問題の解決は無理だと思う。少しでも得をしようとしてる心がある限り、永遠と解決にはだどりつかないと思う。

こういう時に上に立つ人間は何を言うかというと、雇用を作ってるんだ、これで国は豊かになる豊かになるんだ、などと都合のいい言い訳を並べると思う。
例えばだけど、観光業が発展して、そのエリアはホテルが立ち雇用が生まれて、お金も回り出す。そんなことは小学生でもわかるわ。でもどれだけの国がそれで(先進国の観光で)環境汚染されてるか。海にゴミが捨てられる。場合によっては治安も悪くなる。そこまでは見ずに利益を優先してしまうっていうこと。

あげく、環境汚染をしている国に限って、サミットでどうにかしようって言い出す、そこには車も走ってないような国の人らも呼び出されて。
いや、やってる感出すのは良いけど先進国だけで(根源だけで)話して自分でらでどうにかしろよっていう話だ。
散々食いもん食って、ダイエットするためにお金払って、、的なね。

いい映画だった。
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