ake

ブラッド・ダイヤモンドのakeのレビュー・感想・評価

ブラッド・ダイヤモンド(2006年製作の映画)
3.7
ダイヤモンドの認識が変わる映画です。

舞台はアフリカ
武装勢力(RUF)が村を襲って労働者を選び、住民を殺し、そして兵士にする為に少年を連れ去ります。
労働者は、ダイヤモンドを探す作業を行い
得たダイヤモンドで武器を買う
そしてまた村を襲う…
RUFと敵対する軍もダイヤを資金としています。

主人公の一人である、ソロモンが100カラットのピンクダイヤモンドを見つけた事で物語が動きだします。

レオナルド・ディカプリオ演じる主人公ダニー・アーチャーはダイヤの密売人で元傭兵。
善人ではありません。
このアーチャーがもう一人の主人公ソロモンと、ジャーナリストのマディーと出会ってダニーの心情が変化していきます。
最後のシーンは良かった。
さすが、レオナルド・ディカプリオ

ソロモン演じるジャイモン・フンスーの演技が凄い。拍手です。
自分はRUFにダイヤモンド探しを強要され、家族は隔離、息子は誘拐され少年兵へ…
この絶望感と家族を大事に思う感情の演技が迫真で、感情が伝わってきました。

この映画を見て理解するブラッドダイヤモンドの意味
販売されているダイヤ全てが、ブラッドダイヤモンドでは無いけど
ダイヤの見え方が変わりますね

この映画でキーとなる
100カラットのピンクダイヤモンド
実際に約5年前に香港で史上最高額78億で落札されたらしいです…😅

映画でソロモンに渡されたのは、200万ポンドで約3億円…安いぞ!
ake

ake