GODZILLASAURUS

グレムリン2/新種誕生のGODZILLASAURUSのレビュー・感想・評価

グレムリン2/新種誕生(1990年製作の映画)
4.0
「ミニオン達より破茶滅茶!」

小学生の頃以来の鑑賞。大好きだった作品。

今観るとチープな部分も多く、第四の壁を破るシーンも数回あるので苦手な人もいるだろうが、ファミリームービーとして楽しめる(多少グロいけど許容内なはず)。

一作目でモグワイの秘密は知られているので、本作はとにかく大量のグレムリンを登場させ、突然変異で多様なキャラを作り、彼らにハチャメチャやらせるという続編としては正当な作りだと思う。

個人的にはモヒカンがヒレになった新たなストライプ(モホーク)とコウモリグレムリンの造型が好み。キャラとしては高度知能を得たグレムリンが好み。

もう少しギズモの活躍が見たかったけど、最初の登場から表情豊かで可愛らしく、ずっとモホークにイジメられている姿を見せられるので、頑張れ!と応援したくなる。
そんなギズモがランボーに影響を受け、己を鍛え上げ(笑)、モホークに立ち向かう姿もとても印象に残るシーンだった。

ちょうど日本のバブル期の作品なので、しっかり日本人が登場。観光地でカメラで写真を撮りまくるという当時の日本人のイメージを再現。でも最後まで見せ場がある役で良かった。

管理社会と物質主義へのアンチテーゼも含んでいるので、意外と今観る作品でもあるかも。星4.0
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