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マーティのtotomのネタバレレビュー・内容・結末

マーティ(1955年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

主人公は精肉店に勤める冴えない独身小太り男性マーティ。彼の兄弟はみな結婚し、母と二人きりで暮らすマーティは優しい男と呼ばれ、デートする女性もいない始末。ある土曜の夜、マーティは女を探すために親友とダンスクラブを訪れる。そこでマーティは、連れ添いの男にひどい失恋を強いられた(男はその辺の男を金で買収して、自分の友人としてクララを預かってもらい、自分は他の女へ)クララと出会う。彼女と意気投合したマーティは翌日電話する約束をして別れる。しかし、友人や友達は彼女の悪口をマーティに囁いたため、彼も彼女と会うことを渋る。ラストそんな周囲の評判や評価を無視し、マーティは自らの意志で彼女へ電話をかけるのであった。
世間からただの優男とみなされ、結婚しろと急かされるがなかなか女性を捕まえれないマーティ。そんな彼が最後周囲の目を超越し、自らの価値観で前に進む姿が、彼の母が抱く孤立への焦燥感と比例している。
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