いうろ

最強のふたりのいうろのレビュー・感想・評価

最強のふたり(2011年製作の映画)
4.5
この映画を見ようか迷ってる?なら先導しよう。その方が安全だ(笑)

障がい者の雇用問題が日本で話題になる時期に観賞した点もあって感慨深い点があった。また、同情しない素直な心が大事かも知れないと思い知らされた。
障がい者にも健常者と同じく、エリートとどうしようもない者がいる。どうしようもない健常者が会社に入社しようとしてもできない。当然、障がい者でもなにもできない者の就活は困難だ。
しかし、まるで障がい者に媚びるように同情してヒーロー気どりになる健常者もいる。そのヒーローの身勝手で家族がいて責任を持って仕事をする同僚の不安を煽るかもしれない。そもそも会社も慈善団体ではないし、障がい者に媚びる必要はない。エリートな方や職場にあった方を探せばいい。健常者には理解できないような困難と障がい者が戦っていれば驚いた部分は驚いたと素直にいって助けてみる。そういったことが大切なんだと、改めて気がついた。デリカシーのない発言かは吟味する必要があるけれど、主人公たちのように媚びないよう、素直に自然に接したいと思った。
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