まさに凸と凹。
なんかあっという間の2時間弱だった。
まだまだ見ていたかったぐらい
ずっと心が暖かかった。
偏見の目で見られる2人だったからこそ
話さなくても何か分かり合える部分が
あったのかな…
最後フィリップをつれて、クルマで走るシーンのすごく良かった。音楽がいい。
長々とした手紙をフィリップは送ってやりとりをしていたところを、ドリスは電話してしまうのも良い。
でもドリスはなかなか強引…
ドリスがめちゃくちゃ無邪気で、人の心に土足で踏み込むようなところがすごくヒヤヒヤするけど、フィリップにとってはそういう新鮮味がよかったのかな。
なんだかんだドリスのペースに持っていかれてるしね笑
で…
実際に介助(訪問ヘルパー)の仕事をしてるから気になって観た。
介護、介助中のあるあるが映画にも少しあって親近感沸いた。
主人公のドリスが障害を持つフィリップにも対等な人間として扱うような介護スタイ…
違いが最高の力になる。
正反対なふたりが出会い、心を通わせる奇跡の物語。
ドリスの「体が動かなくても、魂まで閉じ込められちゃいけない」って言葉が刺さる。
笑って泣けて、生きる力をくれる映画。
人生…
なによりも大切なのは人間性だと教えてくれる
人間の外側だけで見るような人にはならないように
誕生日会でダンスをするシーンが印象的。
逃げ出したいと伝えた時に
理由を聞かないところになんともいえない…
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