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ミート・ザ・ペアレンツのKのネタバレレビュー・内容・結末

ミート・ザ・ペアレンツ(2000年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

主役がこの2人だから、絶対当たり!なんで今まで知らなかったんだ!最初のシーンもかわいい!絶対良い!と思って期待して観たけど、まじで面白くなかった。知らない理由が分かった。最初は、みんなから微妙な反応ばっかりでグレッグかわいそうと思ってたけど、後半はほとんどグレッグが悪いやん、となった。
まず、みんながグレッグを見る目。無視まではいかないけど、冷たい目で見られてるシーンが多すぎて、こっちまで気まずくて観ていられない。なんだろ、グレッグと一対一とか、グレッグがいない裏では優しいんだけど、大勢が集まってるときには、グレッグを好いてる感じがほとんどない。
あと、グレッグが普通に嘘つく。一生懸命に本物の猫を探してる描写があればまだ共感できたけど、無かったから、一時的だとしても好かれたい一心だとしても猫にスプレーして騙そうとした部分には全く共感できない。おまえちゃんと探した?トイレ流したのもネコだったとか、弟のマリファナをかばって嘘ついたとか、最終的には良い人だったパターンかと思いきや、最後までろくでなし。言い返したい気持ちは分かるけど、お父さんが考えたサプライズもバラすことになっちゃうし。
というか、お父さんがそこまで嫌な感じでもなかった気がする。嫌味な部分はたしかにあったけど、それはグレッグが怪しいのもあるからで。グレッグが嘘つかず正直に話して歩み寄れば良かったのでは。空港のシーンも立場逆転してて、は?ってなった。結婚式前の娘の目怪我させられて(これは事故だけど)、きちんと言ったのに結婚式場うんこまみれにされ、燃やされ、猫テキトーにされ、取り替えられ、ドレスも部屋もめちゃくちゃにされたのに(お父さんも気付かなかったがな!)。ラストの解決早すぎだろ。
グレッグが実家ではやらないという誓いをちゃんと守ってたのは偉かった、というのを今思い出した。
最後のトイレ流した犯人を見つけるシーンから、ダメなとこも多いけど(人間らしい?)それを踏まえて受け入れようか、はは、みたいに終わらせたいのかなと思ったが、私のは意味不明。
全部が思ってない方向に進んでいって残念だった。
え、これまじでどういう?何も知らないで観たけど、コメディならもっと笑える部分増やして…
が、多分、ここまで酷評するのも珍しいので、自分は嘘をつく人が1番許せないんだろうな、と分かった。
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