そら

ミツバチのささやきのそらのレビュー・感想・評価

ミツバチのささやき(1973年製作の映画)
4.5
午前10時の映画祭にて。
ずっと観たかった作品🐝

解説ナシ版で初見です。

難しいという感想を
よく目にしていたので、
"パンズ•ラビリンスに似ている"
というキーワードだけ、
前情報として入れた状態で鑑賞しました!


が!
理解の域には到底ばず。
なんとなく輪郭を捉えられたかな?
という感じでした😂

でも、
全てを理解できなくても、
とても好きな作品のひとつになりました。




映画で観た"フランケンシュタイン"を
精霊だと思い込んで探しに行くアナ。

創造と現実の違いもまだ知らない、
純真無垢なクリクリのお目目が、
本当に可愛くて可愛くて!

吸い込まれそうだったーー🥺


作品の至る所にばら撒かれてる
"死"の気配と、
アナの中で沸々と湧き起こる、
"死"とは何かという疑問。


「なぜ"怪物"は女の子を殺したの?」
「なぜ"怪物"も殺されたの?」

姉イサベルに問いかけるアナ。


その後の出来事に対して、

なぜ"精霊(偽)"は殺されたの?
もしかして父が"精霊(偽)"を殺したの?

なぜ"精霊(本物)"は
私を殺さなかったの?

そんな心の声が
聞こえてくるみたいだった。



「私はアナよ」

もう一度会いたいと
精霊に呼びかけるアナ。
救いを求めてるみたいだった。



それにしても、
お姉ちゃんイサベルの、
"血の口紅"からのあのイタズラは、
悪さがすぎる!!😂

でもこれは、
死を理解してるからこその、
イタズラなんだろな。
そら

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