ミツバチのささやきの作品情報・感想・評価・動画配信

「ミツバチのささやき」に投稿された感想・評価

少女が刹那的に蜂蜜色の黄金として輝く季節。
羊水感覚で純粋意識だけを浮遊させているから現実が簡単に異化してしまう。
映画で描かれることが嘘だとしても嘘と虚構は別物で、虚構が虚構を補強して虚構で虚構を覆ったら、それは真実と見分けがつかない現実になる。
常世すべての悪を侵さず精神を濾過し血を透過し生と死を同化し生命を謳歌し何処までも突き抜け世界を純化している。
現実への自閉と別世界への落下の加速。
現実のファンタジー体験は普通なら大人への通過儀礼として精神を肉体に、自己を世界に定着させるはずなのだけれど、強度の自己確認となってより肉体性を失っていく。
夜の窓へ向けて発せられる声は他者への呼びかけであり自己への問いかけとなる。
けれど応えは還らず闇へと溶けていくだけ。

アナ・トレントが純粋精神体結晶として神懸かってる。
映像は良い。抽象的イメージを見せることで、観客を「映像そのもの」のさらにその先、奥へ奥へと進ませようとさせる力がある。見ていないはずのシーンもいくつか見たような気がしてくる。

ただやっぱ物語がはっきりある方が「映画」としては好きだなぁ…
今の私には全然良さがわからなかった…

もう少し年老いたらもう一度観てみよう

くりくりおめめのアナが可愛かった
しゅり

しゅりの感想・評価

3.5
かわいいは正義というけど映画の登場人物の場合あまりにかわいすぎるとストーリーが全然入ってこないという弊害が起こるわ
この不穏な雰囲気とか好きなはずなのに主人公がかわいすぎて全て持っていかれた
Harigane

Hariganeの感想・評価

3.4
スペイン内戦の終結直後の1940年。
両親と姉イサベルと暮らす6歳の少女アナ。
純粋なアナに対して、面白がって嘘を教えたり死んだふりをするイサベル。それに振り回されるように、アナの心情が色々と変化していきます。

生と死に対して、フランケンシュタインの映画を観たときに、なぜ怪物は少女を殺したのかと姉にしつこく聞いていたアナ。廃墟で会った脱走兵が殺されたと知った時には、誰にも話さずどんな感情を抱いていたのだろう。

全体を通して理解するのが難しい映画でしたが、様々な事を経験していく中でのアナの表情がとても印象的でした。
wg

wgの感想・評価

3.4
むずかしかった。

死んでしまった人とも、目をつぶって心の中で呼べば対話できるよってことだったのかな。

不条理な死を迎える人は世の中に一定数いて、それはとても悲しいことだよなあと思った。
静謐な作品。
アナ・トレントがかわいい。
かわいい。
かわいい。
HK

HKの感想・評価

4.0
たしか私の学生時代に公開された記憶があるのに1973年の作品?
それだと私はまだ小学生・・・と思ったら日本公開はその12年後の1985年とわかり納得。
ということで、名作ながら今頃になって初見です。

こういう以前からタイトルを知っていながら見る機会を逸していた作品は何かキッカケがないとなかなか観ません。
今回のキッカケは久々に訪れた叔父の家に昔のTV録画のVHSテープが山ほどあるのを見つけて借りてきました。
我が家のビデオデッキも電源を入れたのは久々。
う~ん、テープもデッキも古いため画質に難ありですが贅沢は言えません。
次に借りるときはモノクロ作品をチョイスしよう。

主人公の男の子の写真は昔から何度も見ていましたが・・・え、女の子だったの?(失礼!)
つぶらな瞳、オデコと鼻の高さが一緒、とにかく映画史に残るカワイさ!
撮影時は5歳だったそうで、これ演技? 素? どちらにしても素晴らしい。
子役を混乱させないよう出演者全員の名前と役名を同じにしたとか。なるほど。
子供を描きつつも子供を使って泣かせようとしていないところに好感が持てます。
私の場合は今観て正解。公開時に見てたら寝ていたかもしれません。
今だから少しはこの映画の良さがわかる気がします。

1940年、内乱後フランコの独裁政権となったスペインが舞台。さびれた小さな村の公民館で映画が上映されます。ここでは大人にも子供にも貴重な娯楽だったのでしょう。
運ばれてきたフィルムの缶を見て子供たちが「映画の缶詰だ!」(いい表現!)とはしゃいでいます。
上映された映画は・・・『フランケンシュタイン』。
子供にとってはトラウマ級ですね。この怪物が物語にも絡んできます。

この作品が作られた頃もまだ独裁政権は続いており、政権批判は許されないためメッセージをオモテに出さずに描く象徴化という手法がとられています。
国民を働きバチや主人公のバラバラの家族に例えているのもそのひとつですが、無理にいろんな象徴を読み解こうとせず、静かな映像と子供たちを観ているだけでも満足できます。
いずれまたキレイが画面で見直したいと思います。

同じ時代背景で少女が主役という共通点を持つ『パンズ・ラビリンス』(ギレルモ・デル・トロ監督)も本作の影響を受けていそうです。
ウズ

ウズの感想・評価

-
パッケージでキュートな映画かと思ったら全然違うなぁ
面白さを求めるべきではない作品?
難しい!!!
とりあえずアナかわいいことはわかった
ヌル

ヌルの感想・評価

3.5
アナトレントかわいいな〜、。
少女になる段階の目線が良いな〜
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