らさひの

ゴダールの映画史 第1章 すべての歴史のらさひののネタバレレビュー・内容・結末

-

このレビューはネタバレを含みます

強烈なモンタージュ
多くの言葉、絵、音、そして映画
映画とは何か
映画の軌跡
映画の意味
映画と戦争

何も変えるな
すべてを変えるために

それぞれの目は
それぞれの目は自らの
役目を果たせ

全てを示そうとするな
未定義の余白が大事だ

映画は置き換える
私たちのまなざしに
私たちのまなざしに
世界を
世界を
世界を
置き換える
私たちの欲望に
私たちの欲望にかなうように
置き換える

音楽は映画に追随する

映画とは女と銃なり

我々は移行する
対象としての
演劇から
我々は移行する
対象としての
演劇から
対象としての
対象としての
映画に移行する

演劇は
あまりに知られすぎ
映画はこれまで
知られなさすぎている

映像と音
映像と音は
旅でふと知り合って別れられなくなった

虐殺したことを忘れるのも
虐殺への加担だ

映画館の闇の中で
ほぼ50年
人々は寒い現実を 想像を
燃やして暖めてきたが
今や 現実が逆襲しはじめ
ほんものの涙と血を求める

両手の存在を両目で確認してはいけない
らさひの

らさひの