うらうき

1000日のアンのうらうきのレビュー・感想・評価

1000日のアン(1969年製作の映画)
4.0
ヘンリー八世が息子を渇望していた頃のイギリス王室のお話。史実物で気になるものは全て観尽くしたと思っておりました!
以前ブーリン家の姉妹を観ましたが、なんか、姉妹の設定が違う気がして若干混乱。調べて見たらアンとメアリーどちらが姉かよく分かっていないみたい? メアリーは当時の美女基準、ふくよか金髪白肌。一方アンは王に言いよられること以外特記することはない容姿だったらしいけど、今作のアンめちゃめちゃ美人やん。
あとアンは私王なんて嫌いよプイッの姿勢だった件。ブーリン家の姉妹では如何に王に気に入られるか!の姿勢だったからそれも混乱。ただブーリン家の弟の悲劇は変わらずで、ヘンリー八世まじさいあくぅ〜。
女が統治なんて無理や!と何度も言われておりましたが、そこからのエリザベス女王だものねぇ。ラストのリトルベスが悠々と歩いている姿、あの終わり方好きです。
かなり昔の映画なので衣装とか重厚感があって素敵です。