日本の司法どうなってんだなんて思うことがままありますが、アメリカでも色々あるようで。
妻と娘を殺した司法…絶対に許さねえ！
っていうジェラルドバトラーがとても良かった。
最初っからフルスロットルで復讐をかますもんですから見ていて楽しくて仕方がない。
その後もあいつを敵に回すのはやべえよ、的なエピソードが出てきたり、復讐もかなりのハイペースでこなしたりと、とんでもない傑作があったもんだ、なんて思うんですよ、途中までは。
というのも、最後がどうしようもなく駄目というか納得出来ないというかで。
ジェイミーフォックス演じる検事とボンクラ刑事のコンビが、ジェラルドバトラーをまんまと出し抜ける訳がないだろうと思っちゃって。
ご都合主義というか、犯罪者には屈さない強いアメリカを最後まで崩さない感じの、本当にこれを撮りたかったんだろうかなんて疑問に思うオチで、非常に違和感があった。
司法どころかジェイミーフォックス自体も特に何も変わってない感じがして、ジェラルドバトラーの信念が完全に無かったことになってるように見えるのがとても不快で。お前の家族だけ大切にしてりゃええんかいっていう。
あの発表会の会場が爆破されて終わってたらな…と。
それでも途中までは本当に良かった。
