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SP 革命篇のSYUのレビュー・感想・評価

SP 革命篇(2011年製作の映画)
4.0
2020/10/04
監督 波多野貴文
脚本 金城一紀
岡田准一
堤 真一

【自分の頭で考えろ、そして立ち上がれ】

ついに表舞台で行動を起こしたテロリスト集団。
国会占拠、そして政府転覆の危機に立ち向かう主人公(岡田)達第四係の孤立無援の闘いと物語の終焉を描く、TVドラマから連なる大人気シリーズ完結編。

ドラマシリーズから張られた伏線や登場人物達の謎が一気に明かされ、ファンとしては濃い内容に満足した。

今をときめく?香川照之が前作に続き重要な役で登場、レギュラー出演者を食う流石の存在感を見せていました。

アクションに重きを置いていた野望編からうって変わって、ドラマ要素が強く、SPとテロリストの闘いもスリリング、クライマックスの展開も見応えがあり、個人的には前作より楽しめた。

一応完結しスタッフ・キャストとも続編はないと言っているようだが、あの不穏なラストは続編を期待していいのか、これで終わりは勿体ないような気もする一本。

これもまた良作です。


そして、脚本金城一紀、監督波多野貴文の本作コンビによる、もう一つの個人的大好きドラマ
「BORDER」の続編も熱望しています。

鑑賞日2011年10月4日 DVDにて
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