なおこ

狼たちの午後のなおこのレビュー・感想・評価

狼たちの午後(1975年製作の映画)
3.6
ソニー役のアルパチーノの存在感ってすごいですね。
サル役のジョン・カザールの視野の狭い小物男感も最高に人間味があって大好き。ゴッドファーザー好きにはたまりません。

ソニーに家計を依存し、言いたい放題で愛さなかった家族問題があると思うし、
当時の刑務所の劣悪さ、警察の頼りなさ、ベトナム戦争の心の傷、同性愛とキリスト教など、いくつもの原因がソニーを苦しめる。人が去り苦しみながらも愛されたいと、愛を信じたかった男の話。
なおこ

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