シスコン映画の金字塔!
ギャング版『太陽がいっぱい』
ギャング版『華麗なるギャツビー』
ピカレスクロマンの大傑作
同じくアル・パチーノ主演の
『ゴッドファーザー』も好きだけど
俺はこっちのが好きかも
長尺を感じさせないスリリングなストーリー展開
そして何より
デ・パルマ独特のサイケな色使いとケレン味満点な演出が素敵だった
ミシェル・ファイファーの不健康で性格キツそうな雰囲気も最高
ミスチルの『#2601』に
「ミシェル・ファイファーの唇が好き ドレスから覗く鎖骨も好き」って歌詞有ったけど
完全同意だわ
元になってる『暗黒街の顔役』(恥ずかしながら未鑑賞)の主役は
イタリア系アメリカ人のアル・カポネをモデルにしていたのに対して
今作のトニーはキューバからの流れ者っつぅ設定
これはつまり
『暗黒街の顔役』公開時においては
イタリアからの移民(カポネ自体はアメリカ生まれではあるが)達によって組織された犯罪グループの台頭がリアルな社会問題だったけど
今作の公開時においては
それがキューバからの移民達による物に変わっていたっつぅ事なんかな