🐉 Jackie Chan-ISM Vol.030 🐉
サイクロンZ
◆あらすじ◆
女性好きの弁護士のジャッキー（ジャッキー・チェン）は水質汚染で訴えられたファ化学工場の弁護を依頼される。ジャッキーは原告のイップ養魚場の社長のイップを懐柔するため、ウォン（サモ・ハン・キンポー）の力をかり、また、情報収集のため、トン（ユン・ピョウ）にイップ社長宅に盗聴器を仕掛けさせる。そんな中、ジャッキーは原告の水質学者メイに一目惚れしてしまう。ジャッキー、ウォン、トンの三人の思惑が事態を思わぬ方向へ進めてしまう。
◆感想◆
ジャッキー・チェンの製作年の年齢：34歳
テンポは悪くないが、本作ではジャッキーとメイ、ウォンとイップの恋愛模様に時間が割かれていて、この部分が私にはむず痒くて苦手でした。恋愛を挟むことでストーリーは他のジャッキー主演作と比べてオリジナリティが生まれているのですが、私には合わなかった。そして、トンには恋愛話が無く、おかしな人で終わっていたのも悲しかった。
ジャッキーとウォン、ジャッキーとトンの関係で友人なのですが、ウォンとトンは初対面なため、出会ったきっかけが悪くて戦うことになるのですが、ウォンとトンの戦いは新鮮で面白く感じました。また、三人の仲が険悪になって3人で喧嘩するところも良かったです。
ジャッキー、ウォン、トンの格闘アクションは相変わらず切れがあって、その場の道具や環境を上手く使って相手を封じ込める動きは安定の面白さがあります。また、敵としてキックボクサーのベニー・ユキーデが出演しているのも特別感があって良かった。
アクション作品として少し物足りない気がしたのと、恋愛要素が私に合わなかったので、私には可もなく不可もない作品でした。
鑑賞日：2023年4月18日
鑑賞方法：Amazon Prime Video
