今年は香港にも手を出し始め、彼なしには進まない。ということで、久しぶり、と言ってもちょいちょい観てるけど。
我らがジャッキーチェン。
一体、彼はいくつの映画に出てるのか。最近は声優とかでも活躍してて、それも身につけちゃったらもはやいくらでもいけちゃう。
そんな彼の脂に乗ってた頃のアクションコメディ。88年の映画だからこの頃既に35歳ぐらい。
本当にいつからいつまで出てるのか、そして、いつまでも言うほど変わらないその見た目とバイタリティ。
この頃の彼のアクションコメディには欠かせない2人の相棒。
サモハンキンポーとユンピョウ。
恰幅が良くてもやたらと動けるサモハン。
ジャッキーより小柄だけど動きのキレと俊敏性は負けず劣らずのユンピョウ。
この3人が揃うだけで香港のアクションコメディの基礎は完成する。
これ、初めて観たけど、ゴリゴリのカンフーアクションではなかった。80年代だけあって、妙なトレンディさもあった。
ジャッキーは弁護士、サモハンは謎の商人、ユンピョウは妙な自由人。
ジャッキーとサモハン、ジャッキーとユンピョウが知り合いで、サモハンとユンピョウは最悪の出会いから知り合う展開。
ジャッキーが抱える案件からジャッキーとサモハンがそれぞれ女性と出会う。この女性2人は親戚。それぞれ良い感じになる、、、そこをユンピョウが許さない。
ユンピョウはジャッキーに命じられて、その女性が案件に絡んでると踏んで証拠を掴むためにユンピョウに彼女達の自宅に侵入を依頼するが、ユンピョウの侵入がバレて、女性達に訴えられる。
その傍で、女性と仲良くなってるジャッキーとサモハンが許せず破茶滅茶に。
彼女達が関与している案件の裏にある化学工場が汚染問題という大事になり、サモハンの惚れた女性の養殖場がその影響を受けていることを掴む。
色々な誤解もあって訴えを取り下げられたユンピョウもサモハンに手を貸す形になる。
ジャッキーは法廷で、サモハンとユンピョウはその化学工場で、黒幕達の悪事を暴く。
が、サモハンが囚われて薬漬けになったり、なかなかすんなりいかない。
クライマックスのジャッキーとユンピョウのサモハン救出の工場カチコミシーンはさすが。
そこまでのトレンディな恋愛や法廷ドラマを一気に塗り替えるハードなアクション、見応え半端ない。
それまで邪魔でしかなかったユンピョウの本気が見れるし、弁護士とかスーツ姿のジャッキーもスイッチ入るし、薬漬けサモハンもタダでは転ばないし。
すべてがこのラストへの布石かと言わんばかりのこの見せ場、めちゃアツい。
ジャッキーが惚れてる女性もまさかのヌンチャク、カッコ良い見せ場の嵐、まさに“サイクロン”。
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TSUTAYA DISCAS運営の映画コミュニティサイト「Discover us」にて同アカウント名でコラムニストをさせて頂くことになりました。
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別視点で色々映画について書いていこうと思います！ご興味ある方は是非お待ちしております！
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