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砂の惑星のmgcのネタバレレビュー・内容・結末

砂の惑星(1984年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

時は10,191年。貴重なスパイスがとれる砂漠の惑星デューン。原住民フレメンたちはいつか救世主が現れてこの星を緑豊かに変えてくれると信じていた。

デューンの統治権がアトレイデス家に渡ろうとしていた。
(家族構成...レト公爵。妾であり、「声」の能力を持つ修道女出身であったジェシカ。声の素質を持つ息子ポール)

しかしそれを良く思わない宇宙を統治する皇帝とギルド、そしてハルコネン家はアトレイデス家抹殺を画作する。

ポールは毎晩不思議な夢を見ていた。自らの潜在能力美少女の姿やこれから起こる運命のヴィジョンではないだろうかと感じていた。
そんな中、皇帝に肩を貸すジェシカの教母がポールの声を見定めに訪れる。
「娘を産めと言ったものを!人間からクイザッツ・ハデラッハを産むつもりですか!」

...前々から仕向けていたスパイと、ハルコネン軍はデューンに降り立ったアトレイデス家奇襲を決行。
レト公爵こそ死亡するも、難を逃れ妻であるジェシカと息子ポールはその場から逃げ出す。

なんとか逃げ延びたジェシカとポールはフレメンたちと出会い、ハルコネン家のデューン侵略を阻止する為共闘することを誓う。

ジェシカは「生命の水」を飲み、身篭っていた女児に膨大な知恵と強力な声の能力を授け、アリアを出産する。

一方ポールは、母ジェシカから受け継いだ声の能力を民に教え、レジスタンスを導く。
また、夢に出てきていた美少女と出会い、恋に落ちる。夢で見たヴィジョンを運命を確信し「男が生命の水を飲めば命を落とす」という忠告に抗い、水を口にした。
ポールは死なず「男でしか辿り着けない境地」のパワーを会得。

反撃の時。デューンの原生生物である巨大ワームを操るポールが先導し、ハルコネン軍を圧倒。
一方アリアも無敵の声によってハルコネン当主を打倒。事実上デューン奪還に成功する。

追い詰められた皇帝は卑怯にも、1対1の「決闘」を申し出る。
ポールはハルコネン当主の甥と決闘し、卑怯な戦法にも打ち勝つ。

そして、完全覚醒したポールは砂の惑星に雨を降らせる。そう、彼こそが救世主クイザッツ・ハデラッハだったのだ。
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