なかもと

ザ・ウォーカーのなかもとのレビュー・感想・評価

ザ・ウォーカー(2010年製作の映画)
4.0
30年前の戦争により崩壊した世界。
そして30年間、世界に1冊だけ残る本を西へと運び続けている男性。
運ぶべき場所へ本を届ける彼をウォーカーと呼ぶようになる。
本を巡り盗賊たちから襲われるが、誰も彼には敵わなかった。
本の正体は何なのか。
そしてどこに運ぶのか。
彼ですら知らない目的地である西に運ぶことはできるのか。

【感想】
あれ??意外と評価が低いぞ!?
やっぱりアレですか?宗教的な内容は評価が割れますか?ね?
序盤7分くらい台詞が無く『あれ?ちゃんと字幕選んだよね?』と不安になっちゃったり、終始くすんだ色味の映像で『鮮やかな赤!とか緑!とか…見たいな~…』って不思議な気持ちになったりしましたが、内容は好きでした。
後半になって本のタイトル(タイトル?うん?)を言葉にしてくれますが、序盤から『あ~、あれね。あの本ね。はいはい。』と察しはつきます。
そしてまさかの結末。
まさかあれ仕様だったってことは、彼は…けどあれ?微塵も感じさせなかったよね?あれ?そんな描写あったっけ??匂いや音に敏感だとは思ったけど、30年のなせる業なのかと思ってしまった私。
ふわ~っとした表現しかしないですが、あれがあれでビックリだよってことです。
いやしかし、こんな世界で生きていくには、何かにすがりたくもなりますね。
皆さんに神のご加護がありますように。
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