kazun

暴走機関車のkazunのレビュー・感想・評価

暴走機関車(1985年製作の映画)
3.7
マニーとバックがアラスカの刑務所から脱獄して貨物列車で逃亡するも、運転士が心臓発作で亡くなった暴走列車だった。

前半はマニーとランケン所長の因縁や脱獄が描かれ、後半は暴走列車に乗り合わせた運転助手のサラと2人のドラマと鉄道司令室の様子やランケンの追跡などが描かれる。

極寒のアラスカという舞台で一面の雪景色の中を列車が暴走する映像が寒々しく、連結部分の電線を切る場面や古い橋を制限速度を超えて走る場面などスリルと迫力がありました。

マニーとバックしかいないので脱線させようとする司令室でしたが汽笛が鳴ったので乗務員がいる事が分かり、方針が変わりました。

ランケンのマニーに対しての執着が半端ないので、マニーをひいきしてしまいますね。

行き止まりの線に入れられ、見捨てられた3人。どうなるのか?
マニーの決断に胸を打たれます。

大変見ごたえがありました。
kazun

kazun