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ウォリアーズのloserのレビュー・感想・評価

ウォリアーズ(1979年製作の映画)
3.3
良かった!!
見たかった映画、フィギュアやTシャツなどのグッズ展開が多くて気になってたので見れて良かった!
そして期待通り面白かった!

名セリフ製造ヒロイン
弱小ギャングチーム『オーファーズ』の仲間マーシー。
『そうね金曜の夜もいいけど土曜の夜のほうが好きよ』
『いま何かが欲しいこの短い一生の間に』
好きな人への誘い方がイチイチ面倒くさいのが逆に可愛い。

終盤、目的がよく解らない所がイカレてるチーム『ローグス』のリーダー、宿敵ルーサーの瓶を指にはめてビヤーンビヤーンと鳴らしながら叫ぶシーン
『Warriors come out to play♪』
コイツ、イカレテル!
ヤバさが際立つ。

ウォリアーズの面々も堪らなく格好いい!硬派スワンがマーシーに落ちていた花をあげるシーン『捨てたくないだけ…』
痺れるぜ!
男として俺はスワンに着いていくぜ!と思う。

他のギャングチームもなんだかよく解らない連帯感が良い!
まずは形から入るというのが共感出来るし、その形にとても高いハードルを持たせている事も良い。
どのチームも見た目を揃えているが、揃える事の大切さは忠誠と規律を表す。
途中、チームのお揃いベストを渡せば揉めずに進めるシーンで迷わず揉める方を選択するスワン、逆に【見た目】以外に目立ったルールが見当たらない所にこのチーム、間違いなく強いなと思わせる。

他のチームでも全員野球好きなのかな?ってチームや全員ピエロのチーム、チャラそうなチーム、女子チーム、全員黒い格好した最強チームとか。
解り易いチーム個性で溢れてる。

短い時間に個性の強いキャラクターがどんどん出てきて物語の薄さよりもキャラクターの活躍を見てるだけでじゅうぶん楽しめたし面白かった。
スコア以上に見て良かったと思える映画でした。

関係ないけどジョジョの荒木先生はこの映画見て、作品に活かしてる気がした。
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