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砂絵呪縛 第三篇
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『砂絵呪縛 第三篇』に投稿された感想・評価

1927年昭和2年のモノクロ、サイレント作品。
監督が金森万象、二川文太郎。
月形龍之介の主演。
同名小説を日活、マキノ、東亜、阪妻プロの4社競作で映画化した、そのマキノ版ということだ。
本来は三部構成で公開されたのだが、第三部は現存せず一部と二部の総集編として上映されたものを鑑賞。

登場人物も多く、複雑な話のものをサイレントで観る。
音が溢れかえる現在にどっぷり生きている人間には難易度が高い、耳からの情報が無いと目からの情報だけだとどうにも把握出来ない、恥ずかしながら、誰が誰で何がどうなっているのかサッパリわからないのだ、サイレント映画を楽しむ機能が私には備わっていないとしか言い様がない。
役者の面構え、チャンバラ、一種のトリック撮影、これくらいを楽しむしか出来ずで、スコアを付けるのはおこがましく遠慮したい。

※皮肉にもDolbyATOMで「シラート」を鑑賞した同日に鑑賞。
「シラート」は音がひとつのテーマである種の恐怖を描いた作品だったのだが、サイレント作品の静寂はそれ以上に音を意識させられ、小さな物音ひとつで劇場での私自身が浮き彫りになる緊張感とある種の恐怖を味わう体験となった。