ゆきみん

八月の狂詩曲(ラプソディー)のゆきみんのレビュー・感想・評価

3.5

孫4人とおばあちゃんと原爆のお話。

夏休みに長崎のおばあちゃんの家へきた孫たち。
おばあちゃんの作った料理、マズイなどとボロクソ言って明日から自分たちが作ると言い、次の日買い出しで長崎の街へ。

孫の1人が急にシリアスに原爆の話を始める。

完全なるおばあちゃん子なので、意味なくウルウルするよぉ…
毎年おばあちゃんに会いに行くのが楽しみだったのに、大人になるにつれてだんだん会いに行く頻度が少なくなってる。。
書いてたら泣けてくる、、
不孝者でごめんなさい、、おばあちゃん。おじいちゃん。
会いに行きたいよお

あっ本題に入ろ。

長崎の街で原爆があったこと、その原爆で亡くなったおじいちゃんのことを聞いてから急におばあちゃん子になってく孫たち。

彼らの親(兄と妹)はアメリカにいるというおばあちゃんの兄(日系アメリカ人)の所へ呼ばれ、渡米中。
届いた手紙には、やたら金持ちということ。彼は病床におり、おばあちゃんも呼ばれていたけど実は兄のことが思い出せず、原爆で亡くなった夫のこともあり拒んでいた。

孫たちはおばあちゃんからおばあちゃんの兄弟の話を聞き、その名前を基に本当の兄かどうか確かめてほしいと返事をする。
因みにみんな名前に金偏がつき、兄の名前も『錫』とついていた。

長くなりそうってか長いので…もう端折る(笑)


黒澤映画ってすごいな、、
ほとんど観たことないけれど…

フワッとしたストーリーの中に力強いメッセージが込められてる。

孫たちがこわいこわい言ってたのがちょっと理解できなかった…
現代っ子(90年代の)を表現してるのか?

ラストシーンは衝撃的です。
ただ、えっ終わり、、?感は否めない。

エンドロールに本多猪四郎さんの名前もあって驚いた。

27/8/20
ゆきみん

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