八月の狂詩曲(ラプソディー)の作品情報・感想・評価・動画配信

「八月の狂詩曲(ラプソディー)」に投稿された感想・評価

sinsin

sinsinの感想・評価

3.2
長崎に住む祖母の家でひと夏を過ごす孫たちの話。
原爆がいかに恐ろしいものであったかを孫たちが学ぶ。
リチャードギアは日本人の感情を理解しようとする日系の血が入った(祖母の兄)アメリカ人役で後半少し登場。

夏にぴったり。
最後おばあちゃん怖い。
晩年の黒沢明監督の作品には、「肌に合わない」や「力を感じられない」や「説教くさい」や「面白くない」等々、ごもっともでございます。
そりゃ昔のモノクロ作品群と比較してどっちが面白いか?って言われたら「七人の侍」「用心棒」「隠し砦の三悪人」ってなもんです。監督の観念的ものを見せられても···ですし。でも、お元気な頃の昔からご自身を全面的に信頼し、映画製作をなさって、結果ハイクオリティな作品を産み出してました。それ故、主演俳優とクラッシュしたり、ハリウッドにケツ捲ったりしてきましたから。観客に喜んでもらうための協調や自分自身への妥協は出来ない方なのでしょう。こうなると晩年は、裸の王様的なものに近くなりますかね。年老いても年齢を感じさせない作品を作り続けている方は、柔軟性と協調性がある方のように思うのですが?
でもでもですよ、晩年の作品だけをご覧の方は是非とも往年の傑作の数々をご覧あれ。晩年の退屈な作品の中にも、時よりゾクゾクっとくるアングル、演出を頼りに、過去の作品への道標として頂きたい。
けん

けんの感想・評価

3.9
黒澤明の反戦・反核映画

孫達が戦争や原爆のことを知っていく内におばあちゃんの気持ちを少しずつ理解し、成長していく物語!その中でも世代によって異なる価値観や考え方を丁寧に描いていてる点が素晴らしい😎
静かやシーンが多いですが小津安二郎のような感じではなく、もう少し映画的な描かれ方です!でも小津さんの方が好みですかね🙆‍♂️

原爆の跡地がただの観光地のような扱いになっている様に感じた子供達がアイスクリームを買わなかったシーンは印象的ですね!心情の変化の描き方はやっぱりさすが!
落とした者とそこから目をそらし伝えようとしなかった者への怒り、そして残された者の狂詩曲
31分で途中リタイア。
さあ教えてあげましょう的な感じ。描き方が教訓的過ぎる。
R

Rの感想・評価

2.5
1991年6月7日、丸の内松竹で鑑賞。(前売券1000円)

公開時に観に行ったが、「最近の黒澤明作品はチョット…」というのが、観た直後の感想であった。

見どころは、村瀬幸子の傘持って走る場面ぐらい。

その他は、黒澤監督の正義を追求する気持ちは感じるものの、作品としては面白くなかった。
kazu1961

kazu1961の感想・評価

3.7
🔸Film Diary————————————————-
▪️本年鑑賞数 :2021-490 再鑑賞
▪️#死ぬまでに観たい映画1001本 ※※※/1001

🖋日米合作の黒澤明監督作品、反核のテーマもあって、国内外から様々な批評を浴びた作品です。また新しい黒澤明監督ファンからはエンターテインメント性を期待されたこともあり、そちらからも不評をかったようです。。。『乱』、『夢』、本作と晩年の黒澤明監督の作品の評価は賛否が結構分かれるようになりました。

🖋個人的にはかなり深い作品で、家族ドラマの体を取りながらも、反核・反戦のメッセージを黒澤流にストレートに伝えているのが結構好きな作品です。前半の祖母と孫たちの微笑ましいひと夏の家族ドラマパーツでも小津安二郎監督のような静のイメージにはならず、その根底には熱量や動が感じられるのはやはり黒澤明監督ならでは。まただんだんと不穏な空気になってくるキノコ雲に巨大な目を人を威嚇するように貼り付けたシーンはかなり印象に残ります。

🖋そして何と言っても強烈なラストシーン。豪雨の中を吹き飛ばされそうになりながらも前に進む小柄なおばあちゃんにシューベルト「野ばら」が流れるラストシーンはずっと忘れることができません。やはりこの辺りの演出も黒澤明監督ならではです。

🖋本作、村田喜代子原作の短編を80歳を超えた黒澤明監督が独自の世界観で再構築した98分の作品。その創意に飛んだ世界観が何とも言えず素晴らしい作品です。またカタコトの日本語を話すリチャード・ギアの存在が神の如く感じるのはわたしだけでしょうか?

😢物語は。。。(参考:Yahoo moviesより)
夏休み。長崎から少し離れた山村に住む老婆・鉦の許に4人の孫たちがやってきた。都会の生活に慣れた孫たちは田舎の生活に退屈を覚えながらも、長崎の街にある戦争の傷跡や鉦が話す昔話を聞いて、戦争に対する考えを深めていく……。

🔸Database————————————————-
🎥邦題 :『八月の狂詩曲(ラプソディー)』
原題(英題):※※※
🎥製作国 :日本・アメリカ
🎥初公開 :1990
日本公開 :1991/05/35
🎥上映時間 :98分
🎥受賞 :※※※
🎥監督(製作):黒澤明
脚本 :黒澤明
原作 :村田喜代子『鍋の中』
撮影 :斎藤孝雄、上田正治
音楽 :池辺晋一郎
出演(声優):村瀬幸子、吉岡秀隆、大寶智子、鈴木美恵、伊崎充則、リチャード・ギア

🔸Overview (映画. comより)———————
村田喜代子原作『鍋の中』を映像化した反核映画。長崎はとある片田舎。かつて原爆を体験した老婆・鉦のもとに、夏休みを過ごすために都会から4人の孫がやってきた。孫たちは田舎生活を退屈に感じながらも、長崎の街に残された戦争の傷跡や鉦が話す昔話を聞くうちに、戦争に対する考えを深めていく。やがてハワイから鉦の甥にあたるクラークがやって来て……。クラーク役にリチャード・ギアを起用し話題を呼んだ作品。
REAL

REALの感想・評価

2.5
おばあちゃん説教時のおばあちゃんと家族の立ち位置が志村けんのバカ殿様に見えて仕方なかった。
Tounai

Tounaiの感想・評価

4.5
心中した木、滝壺の河童、盂蘭盆会の般若心経、長崎の原爆、人が住む場所に根付く人の心。
古い学習教材的なところは致し方ないとして、ゆっくり時間をかけて咀嚼したい。
なんか道徳の授業で見るビデオのような感じで映画としては…という感想。他の方も言われているように全体的にパンチが弱いなぁと。
でも随所のカットの美しさというか、蝉の声に画面いっぱいの鮮やかな緑色は是非夏が終わらない内に見てほしい。
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