今更見たと言うのが恥ずかしくなるような、ド傑作。OPとラストショット、TwitterやYouTubeのbeautiful shots云々で散々見たけど、一本の映画の中で見ると感動が段違いだった。デビーがイーサンから逃げるところから、殺すと思わせてジョンウェインが掲げ上げるところまでのアクション、美しい。泣いた。
単純なプロットに思わせて、ローリーとマーティンの関係は葬式のシーンで匂わせてるし、弟の嫁のマーサからイーサンへの思いもワンショットだけで説明してたり、サイドストーリーの豊かさにも参る。この国が殺した、って台詞にも背後に歴史を感じた。
ここまでヨリのショットに頼らないで話進められるの凄いし、数カットだけあるヨリがカッコいい。終盤の襲撃まえ、ジョンウェインと大尉が横並びでどうするか話すところの横からのショット、関係性が見えてグッと来た。
これ見てしまうとセルジオレオーネのウエスタンでさえ、お子様に思えてしまう。好きな映画だけど。