Kumi

K-19のKumiのレビュー・感想・評価

K-19(2002年製作の映画)
3.8
劇場で観たけど、讃美歌が流れ始めた時点で「やめて…」と立ち上がりそうになった作品。
被爆する事が分かっていて原子炉に入ることが自分にはできるだろうか…と本気で考えて腰が抜けたのが本音。
自己犠牲をもってでも解消できない現実。自国の技術レベル漏出防止を命と引き換えにするしかなかった乗組員。何十年経過しても同志にしか分からない極限の状態が現実にあったということ。

前半の訓練風景と潜水艦上での乗組員たちの儚い笑顔が印象に残ってる。
Kumi

Kumi