このレビューはネタバレを含みます
旅館カーチェイスのところが観たくて観たけど序盤ほぼカーチェイスだった笑
レギュラーメンバーの声がみんな違っていて最後まで慣れなかった。
車はめちゃくちゃ動くし結構1コマか2コマ打ちしてるしで枚数を惜しみなく使ってるのかと思いきや、おじいさんが宝の隠し場所の前でボスに捕まるところで、画面ではボスの投げた百円玉だけを映し、音で捕まったとわかる表現をしていたりなど、枚数の節約もしっかりしつつ良い表現に繋がっていたの凄いな〜。音響も考えつつ絵コンテを描くってこういうことなのかなと学べました。
車やバイクの作画が生きてるように動いて凄いのはもちろん、キャラクターの作画も良かった。顔とか首の描き方が立体的だし良い塩梅のデフォルメで好きだった。線の簡略化が上手いな…。デフォルメを維持しつつ立体感をリアルに、しかも動くことで立体感に見えるの凄いな…。
監修が大塚康生さんで作監が友永和秀さんだし、今では監督や作監をしているような方が動画でいたりなど、制作陣が豪華。
ストーリーが単調でこれといって深かったわけでもないけど、作画目当てだったし良かったから満足。映像特典でキャラクター設定やメカ設定などの設定資料集があって最高だった。
この流れで「大塚康生の動かす喜び」を借りてきたので次はこれをみます。
