おもしろかった!!!
3時間という長丁場と、舞台の映画ってどうなのよ?!‥という不安が渦巻く中、戦々恐々しながらのゲキシネ初参戦。
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いや~おもしろかったです!
3時間があっちゅうまでした。
1万円出しても舞台みたくなるね。こりゃあ。‥田舎に住んでるのがうらめしや~~!!と、叫びそうになりましたけれど、公演会場の近くに住んでいてもチケット争奪戦はなかなか激しそう‥ですし仕方ないかと自分をなだめてます。
映画ならではの不満点(チャンバラ、カメラ寄り過ぎ!もっと引きで見せておくれ!とか、舞台全体が見える回数を増やして!だとか)はあるのですが、それを上回る満足度で★★★★☆
特に舞台では詳細に見えない衣装や役者さんたちの表情が伺えるのは、この企画の見どころ!
豪華な衣装は見るだけで目の肥やしになりました~。
個人的には太一さんと堺さんで、十分おつりがくるのですが、
太一さんの仕草と、堺さんの笑う○屋は特筆させていただきます!!
追記)私はこの種のライブ感な映像に弱いということを再確認。
今回、舞台と映画の空間と視点の違いをまざまざと思い知らされて、ちょっといろいろ考え込むきっかけになりました。
寺山さんの言葉「芝居が「見られるもの」から「見せるもの」へと交代するときに、一番大切なものを失ってしまったような気がするのである。」ではないけれど、舞台では見えてしまうものが完全に見せるものになっていた、この映像には不思議な感覚を抱いたのでした。(個人的には、見られる意識とは別に、表現者その人が見えてくるという点では、舞台も映画もそうだと思いますが。)
(映画生活投稿分2010)