ベンジャミンミン

市民ケーンのベンジャミンミンのレビュー・感想・評価

市民ケーン(1941年製作の映画)
4.2
大胆な時間の省略にビックリし、陰影のクッキリした照明とそれを活かした演出、スタンダードサイズにピタッと収まる人物配置の構図等、当時の演出のマスターピースであることも納得できる。ラストも結局誰にもローズバッドの意味が理解されないまま終わっちゃったから、かなり苦い終わり方だと思う(しかしオチは知っていたから良いけど、何も知らないで観たら結構わかりづらいんじゃないかと思う。ぱっと見あんまりソリに見えないし笑)。